OSGS-音源リファレンス

音源番号は、音源の並び方によって変わる。上から上乗せされる形で定義される。
音源は、「#CHIP 音源名,詳細,音量,クロック」で定義される。
各項目は、「音源定義名(チップ名・通称)」となっている。

AY8910(AY-3-891x)

YM2149(YM2149,YMZ294等)

音源数:3
PSG・SSG。エンベロープ速度の下位8bitは「=n,n」でいじること。それ以外はどうにかサポート。

音源番号 音源名 音色指定方法 補足
+1〜+3 矩形波1〜3ch @エンベロープ・出力モード,ノイズ周波数 Vエンベロープ上位8bit 音色1の下位4bitがエンベロープ指定。0ならハードエンベロープ無効。それ以外はその値のエンベロープモード。
上位2bitが出力指定。0で矩形、1で矩形+ノイズ、2でノイズ、3で常に1。
音色2はノイズ周波数。
音量は、ハードエンベロープ無効時はそのままの音量、有効時はエンベロープ速度の上位8bit指定となる。
複数トラックでハードエンベロープ指定された場合は、出力ch3>ch2>ch1の順に優先される。

SN76489(SN76489AN,SN76496N等)

SG76489(マーク3やメガドラのPSG部分)

音源数:4
矩形波3つにノイズ1つ。ノイズは3ch目の周波数値による指定可能。このとき、3ch目はミュートとなる。 とにかく、周波数レジスタが狭く、低音が出ない。

音源番号 音源名 音色指定方法 補足
+1〜+3 矩形波1〜3ch なし 4ch目のノイズが3ch周波数モードの場合は、3ch目は制御できないし、音もでない。
+4 ノイズ @0:ノーマル @1:短周期3ch周波数モード @2:長周期3ch周波数モード ノーマルモード時は音階で、長・短と周波数4段階の8パターン選択。
@1 @2の時は、音階がそのまま3ch目の周波数レジスタに指定され、その音階でノイズ音を鳴らせる。
このとき、3ch目はいかなる状態であろうと発音されない。

YM2413(YM2413,YM2413B)

VRC7(VRC VII)

YMF281(YMF281-D)

音源数:11
OPLL。FM9ch、またはFM6ch+ドラム5ch。VRC7はFM6音のみ。これらのモードは@Cで指定する。 ドラム音も1つ1つの音を1トラックで指定する仕様。

音源番号 音源名 音色指定方法 補足
+1〜+9 / +1〜+6 FM部分9ch/6ch @0〜@31 @{カスタム音色} @0はカスタム音色、音色自体は@{}で指定する。このデータを、レジスタ0x00〜0x07に直接突っ込む。
@1〜@15は内蔵音色で、@16以降はSUS-ONにしてリリースが固定された状態の音色。
なし / +7〜+11 ドラム部分 なし @Cでの音源固有設定の値が1〜3の場合に、ドラムが有効になる。
@C1でMSXとかの音に、@C2でセガ系の音に、@C3で音階によって音が変わる上級モードになる。
各音源番号は、ベースドラム、ハイハット、スネアドラム、タム、シンバルの順に並んでいる。


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