WindowsXPぐらいの時代では、大体のアプリがWindowsのみサポート、と言う場合も多かったが、
Windows11の時代になってくると、マルチOSサポートなアプリが増えてきて、Linuxでもアプリ面で実用に耐えるレベルに不自由しなくなってきた。
以下、自分用に各用途ごとの対応アプリ候補をまとめたもの。
Windowsアプリケーション
そもそも、Linux上でWindowsアプリを動かすなら「Wine」を通せばいいのだが、これはあくまで代替アプリがないときの最終手段。
Webブラウザ
自分は「Firefox」メインで使っており、これはXfceやLXDEの標準ブラウザなので、そのまま使えばいい。
プロファイルも別OSだろうとそのまま丸コピーで引き継げる。
メーラー
自分は「Thunderbird」メインで使っており、これもXfceやLXDEの標準メーラーなので、そのまま使えばいい。
プロファイルも別OSだろうとそのまま丸コピーで引き継げる。
テキストエディタ
自分は「TeraPad」メインで使っていたが、これはXfceやLXDE標準の「Mousepad」で全然いい。
Windows標準のメモ帳より全然高機能だし、タブによる複数編集もできる。
ちなみに、俺はLinux-CUIのテキストエディタはVim派です。
バイナリエディタ
これが問題。
Windowsなら「Stirling」が鉄板だが、90年代のソフトなのに令和の時代でも鉄板と呼ばれるだけあって、
これと同じ操作性のバイナリエディタはなかなか無い。
複数ファイルを開いてのバイナリコピペや、ウィンドウを並べての2画面編集なら「GHex」で代用が効く。
しかし、GHexには「2ファイルの相違点検索・マーク機能」が無い。結構使う機能なのに。。。
この機能を使いたきゃ、WineでStirlingを使うか、自作するしかなさそう。
…というわけで、結局WineでStirlingを動かすことに。普通に動作します。
Java
Debianはライセンスの問題上、OracleなJavaはパッケージリストにデフォルト設定では無い。
使うのは「OpenJDK」「OpenJRE」の方。
パッケージマネージャからインストール後はパスも通っているので、
「java -jar [.jarファイル]」で実行できる。
フォント作成
以前はビットマップフォントをちょくちょく作っていたが、
Linuxでもベクター式なら「FontForge」、ビットマップ式なら「BitNPicas」で
作ったり編集したりできる。
BitNPicasはJavaアプリなので、上記のOpenJREとともに動かす。
画像ビュアー
WIndowsだと標準のビュアーでどうにかなっていた。
Linuxの場合、自分は「Ristretto」を使っており、これはDebian13では標準で入ってるっぽい。
画像編集
「GIMP」でいいべ。
動画再生
自分がよく使ってた「SMPlayer」は、Linux版もある。(しかもLXDEのデフォルトプレイヤー)
それで不十分なら「VLC」もある。
動画編集
Windows用ならAviUtilとかをよく使っていたが、「ShotCut」が良い。
いじり方にはいろいろ癖があるが、癖を理解すれば手堅く使える。
基板制作
「KiCad」は、Linuxでも使える。以上。
音楽再生(普通のファイル)
mp3とかその辺り。各デスクトップ環境のデフォルトアプリを適当に使っていればいい。
自分は結局Wine+Winampを使っちゃってるが。
音楽再生(レトロゲーム系)
nsfだのgbsだのspcだのvgmとかその辺り。WindowsならWinampとそのプラグインで再生できた部分。
結局WinampをWineで動かすのが一番楽かつプラグイン周りも豊富。
Wineの制約でグローバルホットキーが使えないが、これはどうにかできる。(便利なパッケージなど参照)
音楽制作(MIDI系)
<模索中>
SingerSongWriterにLinux版なんてあるはずがなく、これは模索しなければならない部分。
そもそもLinuxでは音源周りも大変なため、素直に古いWindows機を使ってる。
音楽制作(MOD系)
Windowsから引き続き「OpenMPT」を使う。Wine経由で。
公式が「Linuxの場合はWine経由で動かせ」というスタンスを取っているだけあって、
一応それでちゃんと動く。
ゲーム(Steam系)
ランチャーは公式のUbuntu用debパッケージをダウンロードし、
「sudo apt install ./steam_latest.deb」とやればいい。
Windows用しかないゲームも、proton(これ、ゲーム特化Wineなんだけど)経由で動作する。
ただし、アンチチートツールが動作を阻害する可能性がある。
で、自分は今2つのゲームしかやらないのだが、どちらも現在は動作する様子。
・パルワールド
正常に動作。パフォーマンスはWindowsのときより少し重たくなる。
まれに固まるかもしれないけど、オートセーブなので被害は少ない。
多少不安定かもしれないが、任天堂&ポケモンに訴えられてる制作会社の現状よりは不安定ではない。
・VRChat
デスクトップモードは動作確認。VRゴーグルと連携しての動作はあきらめよう。
しかも、アンチチートツール入りなので、バージョンによっては動作しない可能性もある。
ゲーム(Minecraft)
Windows10,11版は流石に無理だが、オリジナルのJava版がLinuxに対応。
何の問題もなくいつもどおりに動作する。
仮想PC(AT互換機で最近のOS)
VMWareとかVirtualPCとかを使っていた部分。
LinuxはそもそもKVMのおかげで仮想環境を作りやすいOSで、得意分野だったりする。
サーバー用途で、各環境の雛形から構築するなら、Dockerでもいい。
「virt-manager」でGUIによる仮想環境の管理ができる。