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Debian13 デスクトップ環境の比較
GNOMEやXfceやKDEやらLXDEやら、いろいろなデスクトップ環境があるけど、 それぞれどんな使い心地なのかを全部試したときのメモ。

2026/04/15検証分。
検証端末は、処分直前のARROWS Tab Q507/PE(Atom x5-Z8550/4GB RAM)。
種類一覧
いろいろ種類があるが、半分ぐらいは旧GNOME由来のものとなっている。
そもそも、GNOMEがバージョン3からUIを大幅に変えたのがすべての元凶で、 これをきっかけに旧GNOMEのUIをベースにしたデスクトップ環境が複数現れた。

Debian標準で使えるのデスクトップ環境一覧

デスクトップ環境の比較

各項目の説明




GNOME


独特の操作感ではあるものの、画面タッチできればそこそこ直感的ではあり、 「画面タッチ対応のキーボード付き端末」で使う分にはまあ良い。
動作もそこまで重くはなく、RAM4GBでもブラウジング程度には全然使える。
ただ、マウス操作で使うには面倒なUIであり、やはりWindows8とMacを足して3で割ったような環境である。

スクリーンキーボードもあるけど、フルキーボードにできなかったり日本語のことを考えてないなどお粗末。
というか、吊るしの状態では日本語入力をONにできない。

結局、使いやすく設定したXfceのほうがUIとして断然マシ。

Xfce


UIは、タスクバー等の自由度の高い旧GNOMEみたいな感じ。設定周りは機能少なめ。
標準のままだと最低限のものしか入ってないため、自分で色々とパッケージ追加や設定が必要だが、 それさえやってしまえば、マウス操作メインで十分使える。
逆に言えば、余計なものが入ってないシンプルな環境からスタートできる。

GNOME FlashBack


GNOMEの旧UI版。動作はオリジナルのGNOMEよりも軽い。
設定UIが充実していたりと、CinnamonとMATEの中間みたいな感じ。
Xfceを使う際にいろいろツール入れたり設定するのがめんどくさい場合、 こっちを入れるほうが良いかもしれない。
プリインストールソフトは結構少ない。

KDE Plasma


GNOMEとは別系統のUI。タスクバーはぱっと見Win10っぽい。
UIの便利さは良いが、現GNOMEよりも重い。メモリもOS部だけで1.5GB食う。Xfceの倍食う。
スクリーンキーボードもまだ無いし、タッチ主体なら現GNOMEのほうが良い。
また、KDEの検索サジェスト欄に日本語入力するだけでクラッシュする、致命的バグあり。

Cinnamon


GNOMEフォーク系の1つ。LinuxMintの標準で、UIはWindows寄り。
GNOME3ベースで、ソフトは色々突っ込まれるし、UIも凝っているため、GNOMEフォーク系の中では重い方かもしれない。
タッチのみで操作することは考えられてない感じだが、画面回転にタッチ座標は追従する。

MATE


GNOMEフォーク系の1つ。GNOMEの旧UI版ベースで、タスクバー等の自由度や操作感はXfceと似ている。
Cinnamonとは真逆で軽さ重視、ソフトも最低限だし、Bluetoothすら無い。 おかげで、Xfceと同等の軽さになっている。
もちろん、タッチオンリーのキーボード無しでの操作が無謀なところも同じ。

今後、Waylandに切り替えそうな雰囲気ではあるものの、もしWaylandに切り替われば、 「軽量級Wayland環境」としての有力候補になる…かもしれない。

LXDE


非GNOME系で、操作感はWindows寄り。軽さはこの中では一番で、RAM消費量も一番少ない。 実際ラズパイの旧標準OSのRaspbianでは、デスクトップ環境としてこれを採用していた。
Debianインストール直後はBluetooth周りが無かったので、blueman(元々このLXDE用)を入れたが、 これを動かしててもblueman導入前のXfce,MATEよりもRAM消費量が少ない。
タスクバー等のカスタマイズもできるし、UIもちゃんと使える。RAM4GBマシンならこれ使っとけば良い。

LXQt


LXDEのQt版、LXDEの進化系とされているもので、開発もこっちが主軸。
ただし、Qtベースにしたことで使用RAM量が増加し、LXDEの最大のアドバンテージをだいぶ失っている。
メモリ使用量的にもXfceやMATEよりも少し多いレベルで、UIもLXDEからちょっと便利になった程度であり、 わざわざこれを使う意味があんまり無い。


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