■ Debian13 パルワールド基準のSteamゲーム環境

Debian13でもSteamのゲームは遊べるかどうかを検証したメモ。ただしパルワールド基準。
2026年7月現在、正式版Ver1.0を元に検証してます。
そもそもの基本知識
まず、パルワールドのSteam版を遊ぶなら、
OSはWindowsを使うべきです。
あの忌々しいM$製でも、ゲームランチャーとしてはまだ使えます。
LinuxはWindows版のバイナリを変換して無理やり動かす機構のため、
どうしても安定性では負けます。
パフォーマンスについては、最近だとだいぶ差が縮まってきてる様子。
また、Linuxでゲームをするなら、GPUは
AMD製を使うべきです。
NVIDIAは
/*当のリーナス氏がSo NVIDIA fuck you!してたレベルに*/
Linuxサポートが悪く、2026年現在でもドライバもお粗末で、
実際こちらでも表示バグを確認しています。
一方、AMDはLinuxに協力的なため、ドライバもまともです。(Windows版より出来が良いという噂もあるぐらい)
だからこそSteamDeckの内蔵OSが、SteamOSというLinuxベースにできたわけでしょう。
↓RTX4060+Linuxの画面。パルボックス画面なんですが、何も見えん。
ちなみに、DebianにSteamを入れるには、公式サイトからLinux(Ubuntu)版パッケージ(.deb)をダウンロードして、
それをapt installするだけ。
その後のランチャー起動時に、グラフィックドライバとかも全部入れてくれます。
パルワールドの要求スペック
どうやら、パルワールドはSteamDeckでの動作もしっかり視野に入れており、
要求スペックはそこまで高くはないし、Windowsでない環境もしっかり動いてくれる。
体感的な要求スペックはこんなかんじ。
- OS:Windows10以上、またはProton経由でLinux環境。
- CPU:4コア8スレッド以上(6コアぐらいは欲しい)
- RAM:12GBぐらい
- GPU(NVIDIA):たぶんGTX1060以上で動く、GTX1650ならそこそこ快適、
RTX3050ならフルHDも快適
- GPU(Intel):第11世代CoreのIrisXeGraphics以上で動く、他は知らん
- GPU(AMD):Ryzenの内蔵グラフィックス以上、DDR5世代(6850HS等)でそこそこ快適
- GPUメモリ:4GB以上
内蔵グラフィックスを使う場合、Linux環境なら16GBあればいけるが、
Windowsの場合は
/*OSがゴミなので*/
OS自体がメモリを食いつぶすことを考えると、16GBではちょっと足りない。
グラフィック性能メモ
特記がない限り、Windowsでの検証。
GTX1650では、1280x720の低設定なら60fps出る。FullHDの低設定は20-40fps。
RTX3050なら、FullHDの低設定で60fps普通に出る。設定少々欲張っても良い。
RTX4060なら、FullHDの中設定でも60fps普通に出る。これでガクガクするなら、大体CPUのせい。
Core i5-10210Uの内蔵UHDグラフィックは、1分しか動かずすぐクラッシュしてゲームにならない。
動いてる間も2-5fpsしか出ず、全然ゲームにならない。
Core i5-1135G7のIrisXeGraphicsは、1280x720の低設定で20-40fps動作。
IntelNUCでLinux上での動作。グラフィック性能が弱そうだ。
Core i7-1185G7のIrisXeGraphicsは、1280x720の低設定で20-40fps動作。
DELL Latitude 7320で検証時、ツール使用でTDPを23Wに引き上げての動作。
Ryzen4-3400GEの内蔵VegaRadeonは、1280x720低設定で20-40fps動作。
ThinkCentre Tinyで検証時、ツールでTDPを65Wぐらいに引き上げないといけない。
これをしないと10fpsほどになる。
Ryzen5-4650Uの内蔵VegaRadeonも、1280x720の低設定で20-40fps動作。
ThinkPad X13 Gen1で検証時、ファンが弱くて冷却不足に陥るので、下敷き型クーラーが必要。
Ryzen7-5700Gの内蔵VegaRadeonは、1280x720の低設定なら60fps出る。FullHDの低設定は20-40fps。
Ryzen 7 PRO 6850HSの内蔵RDNA2Radeonは、1280x720なら60fps出る。FullHDの低設定は40-60fps。
GMKtec M7でLinux上での動作。
結論:
- やっぱり、Windows+NVIDIAはゲームに強い。
- AMD内蔵グラフィックは、世代ごとにちゃんと強くなってる。
- Intel内蔵グラフィックは、AMDに負ける。
- 普通のノートPCでゲームするなら、TDP引き上げや冷却対策が必要。
その他動作検証メモ
Core i5-5675C(4コア4スレッド 基本3.1G最大3.6G) + RTX4060の環境下で、
CPUがだいぶ足を引っ張って動作がガクガクなのを確認。
何らかの小ロードが入るたび、1秒ほどのプチフリーズが発生するため、戦闘中が非常につらい。
おそらく、4コア8スレッド、または6コアないときついのかもしれない。
あるいは、メモリがDDR3で遅いのも原因なのかも。
Core i5-1135G7(4コア8スレッド 最大4.2G)と内蔵グラフィックの場合、
CPUよりグラフィックのほうが足を引っ張る。
640x360なら安定してほぼ60fps出てるので、CPUは足りてるかもしれない。
ThinkCentreTiny(i5-8000番台)とAMD RX6400を使った時、
スキップを踏むようなガクツキ描画(OO--OO---OO--OO--OO---OO--)になり、
ゲームに支障が出るほど酔う状態になった。
この場合、PCIEの転送速度を遅くし、バス帯域を緩くすることで、問題が解決した。
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